【新小5体験談(4巻)】角川まんが『日本の歴史』で先取り勉強をやってみた!

こんにちは、ゴロブーSTUDIOのゆきです。

今回は、わが家(新小5)の角川まんが『日本の歴史』の先取り体験談4巻になります。

3巻の体験談はコチラです。

4巻は平安時代の後編ですが、正直、角川全16巻の中で一番、中学受験における重要論点が少ない巻になります(本来受験目的だけの歴史勉強はよくないのですが・・・いかんせん時間がありません)。

逆にここを狙われると他の受験生とは差がつきやすい時代でもあります。

ただ、歴史が初めての子にとっては少し出てくる人物が多いので、サクッと流す程度で進めていきたいと思います。

4巻まとめ(保護者予習用)

平安時代後期は、摂政・関白に代わって上皇(院)が権力をもつ院政の時代に入ります。上皇は、自由な立場で政治を行い、知行国や荘園を集めます。諸国では武士団が興り、天皇の末裔の源氏と平氏が 武士の棟梁として、力をつけてきます。源氏や平氏は、中央に進出するようになり、やがて、保元・平治の乱を経て、平氏が権力をにぎります。本巻では、院政の時代から平氏全盛の時代までを見ていきます。

引用元:角川まんが学習シリーズHP
目次

第1章 源氏武士団の発展

2024年3月24日(日)、第1章は平安時代の後半になります。

角川まんが『日本の歴史』巻 見開き1ページ目より作成
ゆき

この章のメインは源義家!源氏がいっぱい出てくるけど、この章で一番活躍した人物がこの義家。前九年合戦と後三年合戦という戦いが出てくるから、この2つの戦いがどこで出てくるかを意識して読んでいこう!白河天皇は次の章でメインだからここはなんとなくで大丈夫だよ。

子どもが読んだ感想として、「難しすぎ、人多すぎ!」でした。

確かにそうですね。多い。安部氏や藤原清衡や源氏や平氏の家系図も出てきたりするんですよね。

ここは、真面目に人間を覚えていくと源氏と平氏の名前が似すぎて間違いなくパニックになりますので、とりあえずは源義家オンリーです。

ちなみに、この義家は開成中学2023年の歴史の難問として出題(大問2問13(2))されています。

御三家を目指す方は押さえておくことをおすすめします。

第2章 院政と平氏

2024年3月30日(土)、今週は平日にこなすことができなかったため土曜日になりました。

子どもは公文3教科、スイミング、サッカーとしているので中々毎日やるのは大変です。

今回は、第2章で院政が始まります。第1章の後半でも少し話は出ていましたが、院政はこの章がメインです。

角川まんが『日本の歴史』4巻 見開き1ページ目より作成
ゆき

この章のメインは白河上皇!前の章でも少し出てきたよね。これまで藤原摂関政治が強かったけど、てか覚えてる?今度は、天皇を退いた後の上皇っていうのが政治をしていくんだよ。この白河上皇でも「思いどおりにならないもの」が3つあるんだ。それが何なのかも気にして読んでみて!

白河上皇の思いどおりにならないもの ➊賀茂川の氾濫、➋サイコロの目、➌山法師(僧兵)

こうした知識の方が子どもは何か覚えるんですよね。

次の日に聞いてもちゃんと覚えていました。

院政とか摂関政治はあまりよく分かってませんでしたが・・・

平正盛と平忠盛は大学受験レベルなのですが、正盛は平氏の基礎をつくった人で一応重要で、忠盛の方が第1章でも言った開成中学2023の難問で選択肢に出てきた人物です。

ただ、開成の問題は、源義家を知っていれば解答できるので、最終的に忠盛も覚えなくていいと思います(今のところは)。

第3章 栄える奥州・乱れる都

2024年3月31日(日)、この章もまた難しいところです。

平清盛も出てくるんですが、メインは次の章なのでここでは以下のとおりです。

角川まんが『日本の歴史』4巻 見開き1ページ目より作成
ゆき

この章のメインは源義朝!平清盛の方が重要なんだけど、清盛は次回のメインだよ。今回、保元の乱という戦いが崇徳上皇(兄)と後白河天皇(弟)の争いが原因で起こるんだ。源義朝と平清盛が後白河天皇側の味方をして勝つんだよ。平清盛がどこで出てくるかを意識して読んでみて。

崇徳上皇(天皇)と藤原清衡は大学受験では必須でしょうが、中学受験では覚えなてくも大丈夫です。

一応キーマンではあるので△にしています。

藤原秀衡は、源義経を最後かくまってくれる人です。5巻でまた登場します。

第4章 平氏の栄華

2024年4月2日(火)、いよいよ4巻最後の章。

角川まんが『日本の歴史』4巻 見開き1ページ目より作成
ゆき

この章のメインは平清盛!前回は、保元の乱という戦いがあったけど、今度は平治の乱という戦いが起こるんだ。原因は前回メイン人物だった源義朝が出世する平清盛に不満を持ち始めるんだよ。結果、清盛が勝利し「平氏の世」となったんだ。

ここは、平清盛が出てくるのできっちり教えた方がいいです。

受験でも頻出の内容が盛りだくさんです。

特に、1167年、平清盛が武士として初めて太政大臣となるところですね。

ここを征夷大将軍と間違ったりしますので注意しましょう。

後、勘違いする子も多いんですが、太政大臣はこれまでにも何人かいます。これまでは貴族中心だったのが武士として初めてなったというのがポイントです。

それを全部一気に覚えられるように、次のゴロ合わせで覚えさせています。

ゴロブー

赤が重要語句青がゴロ合わせだよ。

1167年、平清盛が武士として初めて太政大臣となる

他に、日宋貿易もきちんと地図帳で兵庫県を見せます。大和田泊が重要です。

できれば、輸入したものと輸出したものもしっかり押さえておきましょう。

そして、平清盛の一番の失敗が、源頼朝とその弟の義経(牛若丸)を生かしてしまうことです。

ここで源氏を滅ぼしておかなかったせいで、平清盛は次の巻で終わってしまいます。

第4巻 まとめ

4巻は、源氏と平氏がたくさん出てくるので、子どももいっぱいいっぱいな感じでした。

小学校の授業だと、おそらく出てくるのは平清盛だけです。

もしかしたら、院政で白河上皇が出てくるかどうかぐらいのレベルです。

それぐらい、歴史初学者には省略されるところです。

ざっくりまとめると、摂関政治から院政になって平氏の時代になったという流れをまずは押さえておけばいいのかなと思います。

次の5巻は、その平氏が源氏に滅ぼされます。

4巻よりは、断然分かりやすいと思うので、子どもも食いつくと思います。

それでは、今回はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ゴロブー歴史 第4回(角川まんが 4巻 対応)ダウンロード

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