【新小5体験談(5巻)】角川まんが『日本の歴史』で先取り勉強をやってみた!
こんにちは、ゴロブーSTUDIOのゆきです。
今回は、わが家(新小5)の角川まんが『日本の歴史』の先取り体験談(5巻)になります。
5巻の表紙は、16巻中私が一番好きな表紙で、DEATH NOTEでも有名な小畑健先生が描いています。
人物は源義経。甲冑も細部まで描かれていますね。
本来、鎌倉時代といえば源頼朝ですが、その頼朝をおさえて表紙になるぐらい人気なのが義経です。
ただ、その義経も第2章で早々にいなくなってしまいます。
なぜなのか早速読んでみましょう。
5巻まとめ(保護者予習用)
全盛をほこった平清盛も、その権力は長くは続きませんでした。
引用元:角川まんが学習シリーズHP
以仁王のよびかけによって、平氏に反発する源氏などの諸国の武士団が挙兵したのです。
平氏をほろぼした源頼朝は鎌倉に幕府を置き、日本史上初めての武家政権を創始します。
頼朝の死後、執権の北条氏が権力をにぎり、政治を行います。
北条時宗は、元寇にも諸国の武士団を指揮してたえぬきました。
本巻では、源平合戦から元寇までの時代をあつかいます。
第1章 決戦! 源氏 対 平氏
2024年4月2日(火)、いよいよ平氏の最後の章です。
この章のメインは源義経!義経は戦いの天才といわれたよ。この章はいろんな戦いが出てくるから、一番印象的なのはどれだったか教えてね。最後は、源氏が平氏を滅ぼすところまでこの章では描かれてるよ。
こう言って、読み終わってから印象的だった戦いを聞くと、間違いなく「鵯越の逆落とし」と答えます。というよりも、実はこれしか目立つ戦いはありません・・・
また、まんがの描写にはありませんが、壇ノ浦の戦いで有名なものに義経の「八艘飛び」があります。
それを表現した銅像がこちら。
下関では有名な観光スポットです。
ちょっとかっこよすぎな気がしますが、それぐらい人気があるということですね。
後は、まんがの途中に少しだけ出てくる木曽義仲ですが、難関レベルの歴史人物なのでとりあえずここでは深くは触れません。
終わった後に覚えてるか聞いてみましたが、見事にスルーしていました(全く覚えていません)。
そして、最後の方で歴史上最も悲劇的なシーンが出てきます。
二位尼(平清盛の妻)が6歳の安徳天皇を抱いたまま入水する(海に飛び込む)シーンです。
平清盛に振り回されただけの安徳天皇は1歳で天皇に即位し、6歳でこんなにも悲しい最期を迎えます。
記録でも、歴代天皇の中で最も若くして崩御し、さらに戦乱で命を落とした唯一の天皇とされています。
うちの子どももこんな死に方だけは絶対嫌だといっていました。
というように、第1章は結構、重たい内容の巻でした。
第2章 鎌倉幕府、誕生
2024年4月4日(木)、いよいよ鎌倉幕府の誕生です。
この章のメインは源頼朝!前の章でメインだった源義経が勝手に冠位をもらったことで頼朝と仲が悪くなっていくんだ。最後はなんと頼朝が弟を滅ぼすという悲しい結末になるんだよ。その過程で誕生するのが鎌倉幕府なんだ。
壇ノ浦の戦い以降、義経は兄の頼朝から疎まれるようになります。
そして、ついに義経追悼の院宣が下されますが、義経は、奥州藤原氏の3代目藤原秀衡を頼ります。
最終的には頼朝が攻め込んできて義経は自害しますが、弁慶が義経を守る姿「弁慶の立往生」がはっきり描かれていましたね。
子どもも、弁慶だけはこの章でしっかり覚えていました。
おそらく試験にはほぼ出ないですが・・・
第3章 北条氏と執権政治
2024年4月6日(土)、第3章は北条氏が活躍します。人も多いです。メイン人物は・・・
この章のメインは後鳥羽上皇!源頼朝で始まった鎌倉源氏は3代で終わっちゃうんだ。そこで、将軍を補佐していた執権の北条氏が政治の実権をにぎりだすんだよ。それに不満を持ったのが、天皇家の後鳥羽上皇。幕府に対して承久の乱をおこすんだ。そのときの北条政子の演説が有名で、御家人たちを奮い立たせて、鎌倉幕府の勝利に大きく貢献したんだよ。このことから尼将軍とも呼ばれてるんだ。
第3章は、源頼朝が亡くなるところからのスタートです。そして、鎌倉幕府を開いた源氏はなんと3代で終わります。
その後は北条氏が力をにぎり、執権政治が始まります。
ただ、あえてこの章で1人あげるとすれば後鳥羽上皇です。
相関図を子どもに見せた時も、「えー、完全におっさんじゃん」という始末。
確かに、そうなんですが歴史の中では幕府に反旗を翻す人物というのは重要なんですよね。
他にも、源氏3代のうち源頼朝は必須、源頼家は不要、源実朝はできれば覚えてほしい人物です。
頼朝、実朝とか名前が似ていて混乱します。
また、北条氏は可能なら初代の北条時政を押さえましょう。うちの子はパンクしましたが・・・。
ゴロ合わせは、全部のフレーズというよりは「いい箱(1185)」「いい国(1192)」、「いついく(1219)」、「人に不意(1221)」で覚えているようです。
全部のフレーズで覚えないと、本来のゴロ合わせの威力が出ないのだが・・・
正直、源実朝が暗殺される1219年は年号としてはいらないんですが、SAPIXの「年代丸暗記テスト150問」に何故か含まれているので一応覚えさせています。
第4章 大陸との交わり―仏教と元寇
2024年4月7日(日)、第5巻の第4章は元寇です。
この章のメインは北条時宗!今回は、元というどんでもなく大きい国が2回も日本に攻めてくるんだけど、そのときの執権だよ。
絶対絶命の日本だったけど、どっちも台風のおかげて勝っちゃうんだよ。ここから「神風」ってことばも生まれたんだ。
他には、新しい仏教がたくさん出てくるからちょっとずつ覚えていこう!
相関図には載っていないんですが、金剛力士像の運慶、快慶もよく入試では出ます。
うちの子どもは最初、運慶・快慶が人物とは思っていなかったみたいです。
そして、入試でよく出る史料No1が次の『蒙古襲来絵詞』です。
いろんな入試でほんとによく出題されます。
一番右が竹崎季長です。この巻物に自分の活躍を描かせました。
絵にある火薬を使用した武器「てつはう」も重要です。
当時の幕府軍は、見たこともない武器に全く歯がたちませんでした。
第5巻 まとめ
第5巻は全16巻の中でも一番おすすめの巻です。
受験でも重要論点がたくさんあるので、何度も読み返しさせることをおすすめします。
私も、この巻は読み終わった後、子どもに一問一答(口頭)で確認しています。
そして、次の6巻は最初が難しいです。
後醍醐天皇が幕府に反対して政治を始めるのですが、なんと天皇が2人いるという時代になります。
また子どもが混乱しそうですが、しっかりと相関図を見せてやっていきたいと思います。
それでは、今回はここまでとなります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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