【中学受験(歴史)】SAPIX「年代丸暗記テスト150問」のゴロ合わせ年表を作成しました!
- SAPIX(サピックス)の「年代丸暗記テスト150問」が覚えられない!
という方に向けて、SAPIXの「年代丸暗記テスト150問」に対応したゴロ合わせ年表を作成しました。
別途、SAPIXの「歴史重要年代ステップアップカード」に対応した上位互換商品もあります!
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SAPIXの「年代丸暗記テスト150問」とは何か
そもそもSAPIX生じゃないご家庭はなんだそれ?と思うかもしれませんので簡単に説明します。
「年代丸暗記テスト150問」とは、中学受験塾SAPIXが新小6になったら実施している歴史年号の確認テストのことです(時期は校舎によっては違うかもしれません)。
SAPIXに通う受験生は必ずこのテストを受けています(似たようなものに、早稲アカでは「JGの社会 年号暗記150連発」というのがあります)。
本当に年号のみの150問を答えさせるテストです。
例えば、「仏教伝来」なら「538」、「日英同盟」なら「1902」といったように、数字のみを書きます。「年」の文字すらいりません。
そして、おそらく、歴史年号を覚えるに当たって、多くのお子さんが取り入れている方法がゴロ合わせになってくると思います。
今回作成したゴロ合わせの特徴4つ
年号のゴロ合わせと言えば、仏教伝来ならご参拝(538)、聖徳太子ならコックさん(593)、鉄砲伝来なら以後読み(1543)伝わる、というように出来事と年号をセットで覚えるやり方が通常ですね。
ただ、出来事と年号のみの知識ではいくら150個を覚えていたとしても難関中学の入試問題ではほとんど点数はとれません。
歴史の勉強で重要なのは、歴史の流れを把握し、その出来事の因果関係を理解することです。
そこで、歴史の流れを効率的に理解するために、今回、色々とゴロ合わせを工夫してみました。
以下、今回作成したゴロ合わせの特徴4つです。
➊ 1つのゴロ合わせで複数の事項が覚えられる!
例えば、「鉄砲伝来」の場合、年号と出来事だけでなく、誰が?どこに?というところまで本来は覚える必要があります(特に歴史人物が重要です)。
1つの文にすると、
という感じです。
そこで、次のようにゴロ合わせを工夫してみました。
どうでしょう。1つのフレーズで、4つも覚えられますね。
覚えられたか穴埋めで確認してみてください。
【鉄砲伝来】確認してみよう!「以後良さ知ったね 鉄砲の」
要領のいい子たちは、自分たちでどうしたら効率よく簡単に覚えられるか色んな工夫をして覚えていきます。
他にも、例えば次のような内容を覚えるときの語呂合わせは、こんな感じで工夫してみました。
593年 聖徳太子が推古天皇の摂政となる
聖徳太子ならコックさんが多いですが、1つのゴロ合わせで全部覚えられた方が効率いいですよね。
❷ 七五調でリズミカルに♪
市販教材の多くが、五七五のゴロ合わせです。
今回、それをさらに短く七五調にして、よりリズミカルに覚えやすくしています。
1853年 アメリカのペリーが、浦賀に来て開国を求める
これなら、浦賀やアメリカというのまで簡単に覚えられますね♪
❸ 似たような用語と混同しなくなる★
さらに威力を発揮するのは、次のような「人の名前」や「出来事の名前」が、他の似たような名前と混同してしまうパターンです。
1274年 北条時宗のとき、フビライ=ハンが北九州に攻めてくる【文永の役】
これは、「北条泰時」や「チンギスハン」、そして「弘安の役」と混同しがちですよね。
これで、人の名前も戦いの名前も一気に覚えられます。
➍ イメージしやすく印象に残る☆
次の平清盛は、結構定番の語呂合わせがありますよね。
1167年 平清盛が、武士として初めて太政大臣となる
世間では、「いい胸毛」が主流だと思いますが
特にこの武士としては重要です。
よくある勘違いで、平清盛が歴史上初めての太政大臣になったと思っている子が多いですが、清盛以前にも太政大臣はいます。
これまで貴族中心だったものが、平清盛が武士として初めてなったということをぜひまとめて覚えましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
子どもが歴史の出来事に関して「いつ、誰が、どこで、どうした」と言えるようになると、自然と歴史の流れがつかめるようになります。
実際、私が教えてきた難関校に合格する子どもたちは、こうしたゴロ合わせを、自分たちで他の重要ポイントにどんどん関連付けして覚えていきました。
また、社会や理科の暗記系の科目は、国語や算数と違い、家の隙間時間で簡単に問題を出し合えるため、家庭学習(親子勉強)の時間の長さがそのままテストの点数に比例します。
「歴史年表」は家で簡単に問題を出しあえる一番便利なツールです。
その際に、単純に出来事の「年号」だけを聞くのは、ものすごくもったいない勉強法です。
年号を聞くときに、その出来事の+αをどれだけ子どもに問えるかが、歴史の点数UPのカギになりますので、ぜひ、こちらの歴史年表で問題を出し合いながら、効率の良い勉強法を確立してみてください。
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